【著者紹介】
原 征彦(はら ゆきひこ)
【著者略歴】
2009年 静岡大学イノベーション共同研究センター客員教授、静岡県立大学客員教授
2008年 茶研究・原事務所株式会社設立
1983年 三井農林藤枝食品総合研究所所長
1967年 三井農林入社
1967年 東京大学農学部農芸化学科卒
1943年 生まれ
農学博士(東京大学、1990)「茶ポリフェノール類の生理活性に関する研究」
科学技術庁長官賞「茶の主成分であるカテキン類の大量抽出、単離精製法に関する研究」(1996)
【著作】
〔共著〕
『新版 茶の機能:ヒト試験から分かった新たな役割 』農山漁村文化協会、2013
『アンデス高地が育んだフラクトオリゴ糖がいっぱいのヤーコン料理集 改訂版』美巧社、2011
『お茶はなぜ体によいのか-カテキンパワーの秘密(ポピュラー・サイエンス)』裳華房、1999
『お茶はこんなに効く-ガン・成人病予防のために 』中日新聞本社、1990
〔単著論文〕
『最近の茶研究・開発のトピックス(特集 新しい茶の研究・開発)』食品と開発49(2)、22-24、2014
『CTC製法の可能性と日本茶業の将来(特集 新時代の日本茶)』緑茶通信:世界緑茶協会機関誌(35)、19-24、2014
『CTC機の歴史と概要』茶65(7)、12-15、2012
『食品製造の立場より見た現況と将来(特集 わが国における食品によるがん化学予防研究の現況と将来への展望)』食品・食品添加物研究誌214(3)、238-244、2009
『ILSI Japan茶類研究部会の歩み』イルシー(99)、72-83、2009
『茶カテキンの安全性評価--緑茶カテキンによるがん予防臨床試験への新展開』イルシー(86)、43-48、2006
『茶の話(第23回)茶の機能(5)抗菌・抗ウイルス作用』食品と容器46(4)、193-197、2005
『緑茶カテキンによるがん予防臨床試験への新展開(特集:お茶が人にもたらす効用-人を対象とした研究の新展開)』食品加工技術24(3)、147-150、2004
『緑茶による癌の化学予防(癌の化学予防最前線)』医学のあゆみ204(1)、67-69、2003
『茶ポリフェノール類の機能性について』日本食品新素材研究会誌6(1)、1-6、2003
『茶の抗菌、抗ウイルス作用(特集 お茶の科学と健康(2))』緑茶通信(7)、9-14、2003
『Venture 茶ポリフェノールによる発がん予防臨床試験』細胞35(3)、94-97、2003
『緑茶の健康機能性(特集 お茶の健康・機能科学)』Food style 21 6(4)、56-59、2002
『茶カテキン類の機能性とそれらの応用例』日本食品保蔵科学会誌26(1)、47-54、2000
『内外で注目される茶ポリフェノールの機能性』食品と開発34(6)、57-59、1999
『成人病予防におけるお茶の役割(特集 高齢化社会における食品素材の役割)』月刊フードケミカル12(12)、56-60、1996
『天然物中の抗突然変異因子の検索と同定』ファルマシア24(3)、265-270、1988
〔共著論文〕
『フラクトオリゴ糖入り緑茶飲料の開発とヒト飲用試験』日本家政学会研究発表要旨集68(0)、68、2016
『NO INHIBITORY EFFECTS OF (-)-EPIGALLOCATECHIN GALLATE AND LYCOPENE ON SPONTANEOUS HEPATOTUMORIGENESIS IN C3H/HeN MICE』Fukushima journal of medical science 56(1)、17-27、2010
『暑熱ストレス依存的な排卵数減少に対する茶カテキンの保護作用』日本繁殖生物学会講演要旨集99(0)、28-28、2006
『茶抽出物の象牙質再石灰化能』日本歯科保存学雑誌48、164、2005
『tert-butyl hydroperoxide の変異原性に対する緑茶成分カテキンの影響(短報)』The journal of veterinary medical science 67(1)、137-138、2005
『茶カテキンによる卵巣顆粒膜細胞の保護作用』日本繁殖生物学会講演要旨集98(0)、65-65、2005
『茶抽出物による歯質脱灰抑制能』日本歯科保存学雑誌47、99、2004
『MRSA除菌のためのカテキン吸入療法:多施設共同ランダム化比較試験』臨床薬理34(1)、75S-76S、2003
『Streptococcus pneumoniaeに対するepigallocatechin gallateの殺菌作用』日本化学療法学会雜誌50(2)、118-125、2002
『MRSA除菌のためのカテキン吸入療法(第2報)』臨床薬理33(2)、359S-360S、2002
『エピガロカテキンガレート(EGCg)の生体内動態(特集 お茶の科学と健康)』緑茶通信(1)、24-28、2002
『MRSA 除菌のためのカテキン吸入療法の検討』臨床薬理32(2)、293S-294S、2001
『ヒト血漿のラジカル反応におけるアポリポタンパク質B-100とα-トコフェロールに対する緑茶カテキン類の阻害作用』ビタミン75(3)、121-122、2001
『ホルムアルデヒドキャッチャー剤としての茶カテキン類の応用』木材学会誌46(3)、231-237、2000
『紅茶テアフラビンによるコレステロール生合成酵素阻害作用』日本食品化学学会誌7(1)、47-50、2000
『技術座談会 高齢者向け機能性食品の研究開発』Techno innovation 10(1)、8-21、2000
『緑茶ポリフェノールの食品への利用』日本食品新素材研究会誌2(2)、129-133、1999
『茶カテキン類の抗変異原性および抗発がん性(II)』環境変異原研究21(2)、85-94、1999
『茶カテキン類の抗異変原性および抗発がん性(I)』環境変異原研究 21(1)、1-10、1999
『Epigallocatechin gallateの膜傷害作用に関する研究-polymyxin Bとの比較-』日本化学療法学会雜誌46(5)、179-183、1998
『腸管出血性大腸菌O157:H7に対するCatechinの殺菌作用および抗毒素作用』感染症学雑誌:日本伝染病学会機関誌72(3)、211-217、1998
『緑茶ポリフェノールの食品への利用』ニューフードインダストリー40(1)、33-40、1998
『107(P36) カテキン類のDPPHラジカルに対する抗酸化機構(ポスター発表の部)』天然有機化合物討論会講演要旨集40(0)、631-636、1998
『茶の苦渋味に対する茶香気の影響』日本味と匂学会誌5(1)、41-48、1998
『Epigallocatechin Gallateの炎症性サイトカインに対する影響』昭和医学会雑誌57(1)、79-86、1997
『紅茶とうがい薬のインフルエンザウイルス感染性阻止の比較検討』感染症学雑誌:日本伝染病学会機関誌71(11)、1175-1177、1997
『紅茶エキスのうがいによるインフルエンザ予防効果』感染症学雑誌:日本伝染病学会機関誌71(6)、487-494、1997
『茶カテキンの健康効果-茶カテキン摂取の体調,腸内菌叢に与える影響(特集:健康茶)』食品工業40(11)、60-66、1997
『茶葉力テキン類のインフルエンザウイルスに対する不活化作用』衛生化学43(5)、311-315、1997
『茶カテキンと特異抗体のインフルエンザウイルスに対する効果』感染症学雑誌:日本伝染病学会機関誌70(11)、1190-1192、1996
『マトリックスメタロプロテアーゼと基底膜成分との相互作用の研究』日本分子生物学会年会プログラム・講演要旨集19、660、1996
『紅茶抽出物の血糖上昇抑制作用:食品』日本農藝化學會誌70(臨時増刊)、7、1996
『肝発癌に対する茶カテキンの効果:食品』日本農藝化學會誌70(臨時増刊)、7、1996
『ラットにおける茶カテキン類の九州と代謝:食品』日本農藝化學會誌70(臨時増刊)、7、1996
『茶抽出物「ポリフェノン」の抗酸化作用と諸機能(特集 抗酸化剤の新傾向)』ジャパンフードサイエンス35(3)、45-54、1996
『カテキンによるMRSAに対するオキサシリンの抗菌作用出現』感染症学雑誌:日本伝染病学会機関誌69(10)、1126-1134、1995
『茶カテキンの立体異性体生成条件の検討:食品』日本農藝化學會誌69(臨時増刊)、173、1995
『茶カテキン及びその誘導体のラジカル消去作用:食品』日本農藝化學會誌69(臨時増刊)、173、1995
『茶ポリフェノール投与の仔豚の腸内フローラ及び腸内腐敗物質に及ぼす効果』The journal of veterinary medical science 57(1)、45-49、1995
『ABSORPTION OF (-)-EPIGALLOCATECHIN GALLATE INTO RAT PORTAL VEIN』Biological & pharmaceutical bulletin 18(1)、190-191、1995
『Effects of Various Natural Antioxidants on the Cu2+ -Mediated Oxidative Modification of Low Density Lipoprotein』Biological & pharmaceutical bulletin 18(1)、1-4、1995
『生育-休眠期間中におけるヤーコン各部位の糖含量の変化』日本土壌肥料学雑誌66(3)、233-237、1995
『メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対するepigallocatechin gallate(EGCg)の抗菌活性の検討』感染症学雑誌68(12)、1518-1522、1994
『10-15 鶏ふん発酵・堆肥化における茶殻投入の影響(10.肥料および施肥法)』日本土壌肥料学会講演要旨集40(0)、172、1994
『2-II-15 茶ポリプェノール類とビタミンCによる皮膚水分保持能の改善:第46回大会研究発表要旨』ビタミン68(4)、247、1994
『カテキンによるTrichophyton mentagrophytesの電子顕微鏡学的変化』感染症学雑誌68(3)、295-303、1994
『Antioxidative Effects of Black Tea Theaflavins and Thearubigin on Lipid Peroxidation of Rat Liver Homogenates Induced by tert-Butyl Hydroperoxide.』Biological & Pharmaceutical Bulletin 17(1)、146-149、1994
『紅茶エキスによるインフルエンザウイルス感染性の阻止:in vivoにおける検討』感染症学雑誌68(7)、824-829、1994
『Effects of Dietary Tea Catechins on .ALPHA.-Tocopherol Levels, Lipid Peroxidation, and Erythrocyte Deformability in Rats Fed on High Palm Oil and Perilla Oil Diets.』Biological & Pharmaceutical Bulletin 16(11)、1156-1159、1993
『D-P24 In situ nick translation (ISNT)法の基礎的検討』日本組織細胞化学会総会プログラムおよび抄録集(34)、80、1993
『459 植物毒素シリンゴマイシンの細胞毒性に対するコレステロールの保護効果』日本生物工学会大会講演要旨集平成5年度、163、1993
『インドネシア紅茶(セレベス産)の製造における風味の変化』日本食品工業学会誌40(2)、133-137、1993
『茶抽出物「ポリフェノン」の酸化防止効果とその利用(酸化防止剤,日持向上剤,保存料<特集>)』ジャパンフードサイエンス31(9)、60-65、1992
『茶カテキン類およびテアフラビン類の高速液体クロマトグラフィーによる定量法』沼津工業高等専門学校研究報告(27)、87-91、1992
『茶およびカテキンのマイコプラズマに対する抗菌・殺菌作用』感染症学雑誌66(5)、606-611、1992
『茶およびカテキンの百日咳菌に対する防御作用』感染症学雑誌66(5)、599-605、1992
『155 茶喘息の原因抗原に関する検討』アレルギー40(3-2)、379、1991
『Methicillin resistant Staphylococcus aureusに対するカテキンの抗菌・殺菌作用』日本細菌学雑誌46(5)、839-845、1991
『白せん菌に対する茶およびカテキンの抗菌・殺菌作用』日本細菌学雑誌46(2)、509-514、1991
『Effect of tea polyphenols on glucan synthesis by glucosyltransferase from Streptococcus mutans』Chem. Pharm. Bull. (Tokyo) 38、717-720、1990
『Studies on dental caries prevention by traditional medicines. Part XIII. Effect of tea polyphenols on glucan synthesis by glucosyltransferase from Streptococcus mutans.』CHEMICAL & PHARMACEUTICAL BULLETIN 38(3), 717-720, 1990
『カテキンおよびテアフラビンの構造と溶血毒阻害作用について』日本細菌学雑誌45(6)、913-919、1990
『茶カテキンのラット血圧上昇に及ぼす抑制効果』日本栄養・食糧学会誌43(5)、345-348、1990
『280 製茶業者にみられた職業性喘息,茶喘息の本邦第1例』アレルギー39(2-2)、284、1990
『茶ポリフェノール類の抗菌活性に関する研究III 茶ポリフェノール類の食中毒細菌に対する抗菌活性』日本食品工業学会誌36(12)、996-999、1989
『茶ポリフェノール類の抗菌活性に関する研究II 茶ポリフェノール類のボツリヌス菌に対する抗菌作用』日本食品工業学会誌36(12)、951-955、1989
『茶ポリフェノール類の抗菌活性に関する研究I 茶飲料類に接種されたA型,B型ボツリヌス菌芽胞の動向』日本食品工業学会誌36(5)、375-379、1989
『茶カテキンの抗腫よう作用』日本栄養・食糧学会誌42(1)、39-45、1989
『茶成分のアンジオテンシンI変換酵素阻害能について』日本農芸化学会誌61(7)、803-808、1987
『茶葉カテキンの構成成分である(-)エピガロカテキンガレートの血中コレステロール低下作用』日本栄養・食糧学会誌39(6)、495-500、1986
『Effect of green tea catechins on plasma cholesterol level in cholesterol-fed rats.』Journal of Nutritional Science and Vitaminology 32(6)、613-622、1986
『茶葉カテキン類の抗酸化作用について』日本農芸化学会誌59(2)、129-134、1985
『土壌有機態窒素の塩酸加水分解分画法に関する若干の知見』日本土壌肥料学雑誌41(12)、487-490、1970
『2-23 水田土壌中の有機態窒素について(2.土壤有機および無機成分)』日本土壌肥料学会講演要旨集14(0)、A16、1968
【リンク】
2008/08/01 プロフィール(Theaphenon、茶研究・原事務所)